ダイカスト・鋳物・プレス絞り・3Dプリンター

【課題】各工法の「強み」と「弱み」、専業メーカーが言わない「弱み」を理解し、ベストマッチングを行う。

・弊社は、高度成長期に各研究所が生み出す新素材の用途開発と加工技術の探求を行っていました。
・夫々の
素材の持つ特徴、「強み」と「弱み」を理解しつつ最適工法の開拓を行ってきた訳です。
・溶湯加工・塑性加工・切削加工・溶接加工・表面処理法などとのマッチングを意識しつつ
 ユーザーの
使用環境に合わせた素材・加工法の提案や加工メーカーの選定をサポートしています。

ダイキャスト

 ■ アルミダイカスト、純アルミダイカスト、マグネシウムダイカスト、亜鉛ダイカスト

  ・軽量構造体として利用されることの多いアルミダイカスト・・・ ADC-12 
  ・ヒートシンクに代表される、熱伝導性の高い純アルミダイカスト・・・ DMS1
  ・超軽量合金として、マグネシウムダイカスト・・・ AZ91D、AM60
  ・高精度ダイカストとして二次加工レス部品化の亜鉛ダイカスト・・・ZDC-2、ベリック

  【気になる違い】耐熱性、耐力、耐食性、引張強度、金型代
  【注意!】 高精度を求めるメーカーは異種材料を同一工場で鋳造しない!
        各材料に含まれる添加物が混入した時に致命的なトラブルになるからだ!
  【キーワード】 粒間腐食

   ★★★☆☆ 弊社は、日本ダイカスト工業協同組合 賛助会員です。
         組合員各社の強み・弱み、検査屋の目線での評価がコーディネートの原点

鋳物系 溶湯工法

 ■ 砂型鋳物・シェル鋳物・グラビティ―・金型鋳造・ロストワックス・プラスタモールド
   ラバーキャスト・MIM(メタルインジェクションモールド)・金属3Dプリンター

  ・材質は、金・銀・銅・真鍮・アルミ・マグネシウム・錫・亜鉛・SUS・チタン

  【気になる違い】機械特性全般、生産ロット数、地金価格、鋳型代

金型絞り・ヘラ絞り 塑性加工

 ■ 順送プレス・単発プレス・フレクションプレス・冷間鍛造・ファインブランキング
   ※特注パイプ・乾電池で有名になった角型ケース・磁気ヘッドケース

  ・材質は、鉄系・銅系・アルミ・SUS・チタン・パーマロイなど

  【気になる違い】機械特性全般、生産ロット数、表面処理、金型代

3Dプリンター

 ■ FDM方式、石膏タイプ、ゴムライクタイプ、3方式の3Dプリンター保有しています。
   最新鋭3Dプリンターメーカーなどの取扱店として対応しています。

  ・材質はABS樹脂、ポリアミド系、石膏などです。
  ・金属3Dプリンターや最新の技術は、協力工場にアウトソーシングとなります。
  
  【気になる違い】3Dプリンターは従来出来なかった形状を実現するマシンです。
          例えば、蟻溝(ありみぞ)と呼ばれる、アリの巣のようなブロック内部
          に張り巡らされた通路の製造法では期待が高い工法です。
          従来だとロストワックスか電鋳でしか成形が出来ず高価な仕事になって
          いました。
           ただ、現在の精度ではイマイチですので高精度・低コストマシンの
          出現を待ちたいところです。
           また、3Dプリンターの優れた工法を活用した設計が待たれます。
          現在は、量産金型を起こす前の形状確認の域を出ていません。