スム―スター新型平滑度測定器 

リバースエンジニアリングにより日本検査システム復刻機を進化!

開発エピソード

 大田区のモノづくり仲間であった、日本検査システム㈱ 故竹中社長が病に倒れる前に
 業務移管の話があった。
 会社組織の大枠の話をしていた段階で竹中社長が倒れ、その話は流れたものと考えていた。
  ある日、病床にあった竹中社長からの電話で、技能継承が動き出した。
 メンテナンスに困った客先から、「助けてくれ!」と連絡が入ったとのこと。
 病に倒れた直後に親族に会社を整理され図面もない状態であった。
 病室の枕もとでマシンの概要・キーパーツの外注先・注意点・ノウハウの伝授を受け
 客先へ向かった。

 客先でアピール出来たことは、
 ①ものづくりコーディネート会社と検査会社を運営している。
 ②日々、リバースエンジニアリングの案件を手掛けている。
 ③スムースターのキーパーツの部品加工を行って来た町工場は当社のテリトリーの中。
 ④病床の枕もとに立ち竹中社長のレクチャーを受けることを親族も容認している。
 などであった。

 それではと、プローブヘッドのメンテナンスを委託されるとともに、スムースターの
 仕様書の提供を受けた。
 後から思えばプローブのメンテナンスは技術力を確認する試験であったが、無事にこれを
 クリアー、その後のメンテナンス受託に繋がることとなる。
 病床の竹中社長に、メンテナンスを請け負うことが出来たと報告し安心して頂いた。
 (それから、半年後に帰らぬ人となった竹中社長のご冥福をお祈りしている。)

 そして数年経ったところへ、業界に「脱水銀」の難題が発生。
  この機に、「脱水銀」と「トレーサビリティー体系図」を確立させたらとアドバイスを受け
 NEWモデル開発へと歩を進めることとなった。
 産学連携機器開発・医工連携機器開発・美容健康機器開発・検査機器開発の実績はあるが、
 表に出て自社商品として発売する産業機器は初めて。
 保守メンテナンスは、北は札幌から南は沖縄まで美容カプセルのメンテナンスに飛び廻る
 スタッフを抱えているので大丈夫だが・・・。

 2020オリンピックイヤーはチャレンジ!と覚悟を決め2020年1月に開発機をモニター販売。
 秋にNEWモデルを受注開始することと致しました。
 新機種のお問合せ、従来機のメンテナンスなどお気軽にご相談ください。
 どうぞ、宜しくお願い申し上げます。

                            代表取締役 佐山行宏

   〒146-0092 東京都大田区下丸子1-17-18 栄商ものづくりLAB 2F
          栄商金属株式会社
           スムースター営業担当 TEL 03-3759-1207
                     E-mail  eigyo@eisyo.co.jp

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